14字からの作文術 ニュースと俳句で学ぶ精文方式
大西督人 (著)
アマゾンオンデマンド (ペーパーバック)
発行:南東舎
¥1,650 税込
文章がうまくなるこつは、まず短い文を。ジャーナリストを目指す人には必読の書。
筆者の膨大な読書量をうかがわせる味のある本
分かりやすく説得力がある。筆者は元毎日新聞編集委員。いかにうまく削りながら文章を仕上げていくかという点で元新聞記者ならではの指摘はどれも妥当と思った。ただ、この本の魅力は軽妙な筆致と、筆者の膨大な読書量をうかがわせる古今東西の小説、詩、俳句などの引用。孫引きしたくなる名詩、名文にあふれており、いい参考になった。味のある本。

新刊
「ネオ・トランプ革命」の衝撃-アメリカンデモクラシーの終焉
半沢隆実 (著)
発行:南東舎 発売:柘植書房
単行本¥2,200 税込
オンデマンド (ペーパーバック) ¥2,090 税込
二度目の大統領の地位をドナルド・トランプが獲得した。
なぜ、再びトランプなのか。米国民の選択の詳細な背景を現地取材を基に描く。米国は右派らによるテロが横行、司法も腐敗、民主主義の模範国ではもはやなくなった。文明の一等国ともいえない状況だ。
トランプが政権に返り咲いた意味と予想される米国の未来をベテラン米国ウォッチャーが書き降ろす。

「米国人はなぜトランプのような人物を大統領に選ぶのか」 彼が初当選した二〇一六年十一月以降、何度この質問をぶつけられたことだろう。 しごくまっとうで、そして難しい質問だ。本書はトランプに関わる「なぜ」を求め現場を右往左往した一人の記者の報告だ。多少の答えは見つかったと自負している。(あとがきより)
著者紹介
半沢隆実(はんざわ たかみ) 共同通信特別編集委員兼論説委員。1988年共同通信社入社。社会部、外信部 勤務、カイロ支局特派員、ロサンゼルス支局長、ロンドン支局長、20年~22 年ワシントン支局長。22年5月から現職。1962年、福島県会津若松市生ま れ。主な著書に「銃に恋して 武装するアメリカ市民」(集英社新書)「ノー ベル賞の舞台裏」(ちくま新書=共著)など。
新刊
イベルメクチン─世界の臨床医による証言
IVERMECTIN – Testimonials by Clinicians
英語版 ポール・E・マリク (編集)
発行:南東舎 発売:柘植書房
単行本(化粧箱入り)
¥6,380 税込
本書の著者たちは世界13カ国の医師たちで、いずれもCOVID-19患者に対してイベルメクチンを投与してきた臨床医だ。彼らはイベルメクチンには著しい治療効果があったことを具体的に本書で明言している。しかし、著者たちの中にはイベルメクチンを投与しただけで医師免許を剥奪されたり、保健当局から訴追されたりした者もいた。イベルメクチンをめぐる真実はどこにあるのか。本書はイベルメクチンを開発し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智北里大特別栄誉教授の故国である日本で編集され、世界に問いかける形で出版された英文書だ。

編者紹介
ポール・E・マリク 1958年生まれ。医学博士(MD、FCCP、FCCM)、米国イースタン・バージニア医科大学の医学教授および呼吸器・クリティカルケア医学部長を最近まで務めた。査読済みジャーナル論文を700本以上執筆し、その引用回数は5300回を超えている。2017年に米国内科学会(ACP)から最も権威ある「全米最優秀教員賞」を授与されるなど、数々の教育賞を受賞している。2020年1月、敗血症に対する安全で効果的な治療プロトコールに基づき、COVID-19病院治療プロトコール(EVMSプロトコール)を確立した。米国に拠点を置くFLCCC(最前線COVID-19クリティカルケア・アライアンス)の共同創設者。近著に『CANCER CARE』がある。